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2015/11/04
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インプラントについて知ろうーその25 インプラントと全身疾患ー

おはようございます。
随分寒くなってきました。
体調にはお気をつけ下さい。

全身疾患の注意としてポピュラーなのは抗凝固薬服用であると思います。
(厳密には疾患ではないですが)血液が凝固しやすく、梗塞を起こすリスクが
高い方が服用されるのですが、一方で血が止まりにくいという副作用が出てくる
ことになります。

果たして、そういった方にインプラント手術は可能なのでしょうか。


結論としてはコントロールをすれば可能、となります。
抗凝固剤といっても大きく二つにわかれます。
ワーファリンの様な凝固系に作用するものと血小板に作用する抗血小板薬です。
(後者はバイアスプリン、パナルジン、プラビックスなどがあります)
抗血小板薬の場合は、継続下で治療は可能と考えます。
ワーファリンはPT-INR値でその効果を測るのですが、2.0-3.0であればインプラント
の手術は可能であるといえます。

とはいえ、大掛かりな手術(多数本埋入や、骨移植等)は十分に注意が必要です。
お悩みの場合はご相談下さい。

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