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2014/11/30
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デンタルフロス

歯間ブラシを使用する方がいいのか?ということですが、
こんなデータがあります。

2005年の保存学会誌でブラッシングのみの歯垢除去率とブラッシングとフロス、ブラッシングと歯間ブラシの歯垢除去率を調査した論文では、
ブラッシングのみ 61%
ブラッシングとフロス 79%
ブラッシングと歯間ブラシ 85%
と、組み合わせる方がよいということがわかります。

フロスは健康な、退縮していない歯肉で使用して頂くことになります。
フロスにはワックスがコーティングされているものとされていないものがあります。
ワックスがコーティングされている方が歯と歯の間に入りやすいので、使いやすいと思います。
挿入したあとは上下に数回動かしながら側面の汚れをとります。

歯間ブラシと同じく、炎症があると出血がありますが、数日で出血は治まります。
治まらない場合は何らかの原因がありますのでご相談下さい。
フロスの抜き方ですが、引っぱり上げる方法と横から抜く方法がありますが、詰め物をしていたりする
場合は横から抜く方がトラブルは少ないと思います。

デンタルフロスはいろいろとチェックできます。
糸がすべりにくかったり引っかかってしまったり、糸が切れる場合は歯の表面が粗造になっている、
つまりむし歯の疑いがあります。
また、抵抗なく入る場合は食べ物がつまりやすく、歯ぐきにダメージが加わりやすく、歯周病を増悪させる
原因になります。
出血が治まらない場合も、炎症が治まらない原因があるということになります。
上記のことがある場合は相談して頂ければと思います。

ワックスコーティングされていないものです。
ワックスコーティングされているものです。


Y字のもので持ちやすいものです。

様々なものがあります。



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