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2015/01/21
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傷の治り

1月も後半になりました。

吹田駅近辺にはおしゃれなカフェがいくつかあります。

先日行った樹カフェは隠れ家(というか隠れている)的な

よいお店でした。こちらの紹介は外部ブログで行います。

残り10日、よしなか歯科クリニックスタッフ一同頑張ります。

予告ですが、2月からイベントを行う予定です。その詳細は

こちらにもアップしていきます。

ただ今鋭意制作中ですので今しばらくお待ちください。

傷の治りが早い人と遅い人がいます。個人差はあるのですが、

一般的には表層部分の上皮は治りが早く、骨は治りが遅く、

もっとも治りが遅いのが神経と言われています。

なぜその違いが起こるかというと、日常的に代謝・細胞の入れ替わりが

起こっているかどうかということに起因します。

皮膚・上皮は常に入れ替わりを起こしている組織なのに対して、深部にある骨や

神経は代謝が遅く、特に心筋と神経は代謝が遅いといわれています。

神経の傷の治りが遅いため、その可能性がある場合は特に慎重にするということを

以前にお話をしたことがありますが、今回はちょっと怖い話を書きます。

といっても歯科に関することではありません。

東海村JSO臨界事故で中性子線を浴びた方がお亡くなりになりました。

中性子線を浴びるとどうなるのか、なぜ亡くなられたのか。

それは中性子線がDNAを破壊するからです。

掻い摘んでいうと、中性子線を浴びると細胞のDNAが破壊されます。

DNAを破壊された細胞は新しい細胞を作ることができなくなります。

すると先ほど書いた代謝が行われず、代謝サイクルの早いものから

どんどん失われていきます。

で、表層が失われていくと疼痛が出現するのですが、神経と心筋は

最後まで生き残ります。

あとはご自身でお調べ下さい。

事故自体もおざなりな扱いが原因だったのですが、その微量な核反応が

痛ましい事故を起こしていたというのは日本人として知っておくべきである

と思います。

話戻って歯肉はおおよそで2週間くらいで治癒します。

歯を抜いた場合、その部分の骨はどれくらいで治るのかというと

半年と言われています。

神経の場合は長い場合では2,3年かかることもあります。

骨の治癒についてのもう少し詳しいお話については明日にて。

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