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2016/05/04
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素敵に歳を重ねる
この前、お知り合いから素晴らしい言葉を頂き、ほっこりしましたので紹介します。
それほど大した内容ではないのですが、お誕生日のメッセージをお送りした方からの返信です。
（装飾文字はありましたが、改変しています）
「ありがとうございます。素敵に歳を重ねていけるように頑張ります」
何が秀逸と感じたかというと
いつまでも若くいたい、ではなく時の流れに逆らわないという意思です。
高齢者に寄り添う職業であるからなのか、とても重みがあるものと感じました。
20歳には20歳の、30歳には30歳の、40歳には40歳の魅力というものがあるのだと思います。
老化に逆らうのではなく、老化のスピードを遅くする、あるいは均質な老化を目指すというのが
近年の考え方です。
人が老化を感じる基準、因子の一つとして、歯の状態というものがあります。
歯を失うと前歯が支えていた（いわゆるリップサポート）唇が落ち込み、頬も落ち込み、
全体的に筋力が低下していきます。
噛み合わせがなくなると上顔面に対して下顔面が短くなり、顔貌にも老化の印象を与えることに
なります。
しかし、その時点での状態にあった歯の色でなければ、それは違和感を感じるようになります。
患者さんがどのように考えられているか、ということもよくインタビューをして
決定するようにします。
わたしも素敵に歳を重ねていきたい、と思った日でした。
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